新製品の企画から
製品化までを担当
製品開発部
2016年入社
工学研究科応用化学専攻
ノダに入社した理由、ノダを選んだ理由
大学で学んだことを活かしたいと考えていましたが、具体的に決まっていなかったので、様々な業界の企業を受けていました。ノダは面接の中で、技術系職の製品開発の部門は化学の知識が活かせると教えていただき、製品開発を志望したことを覚えています。自分のやりたいことや働いている姿が想像できたので、ノダに入社することにしました。
現在の仕事内容
製品開発部の仕事は、市場調査、マーケティング、他社製品の調査から、企画書の作成、開発スケジュールの立案、材料選定、試作、試験・分析、基準認定、仕様書の作成など、製品化に伴う全てのことになります。担当する製品に関しては、製品カタログや取扱説明書、施工説明書もすべてのものが責任の範囲となります。
さらには製品の改良に伴う、仕様変更もあり、毎日が苦労の連続です。苦労も多いからこそ、自分の製品が、展示会やショールームなどお客様の前で発表されたときの達成感は格別です。
印象に残っているエピソード
ものづくりの企業に勤める身として、やはり自分が考えた製品が具現化し、商品化されたときは嬉しかったです。研究室にこもって試行錯誤を繰り返す日々もありますが、それが製品のこだわりにつながります。実際にお客様の住まいで施工された写真を見て、これからもお客様に喜んでもらえる製品をつくりたいと思いました。
これからやってみたい仕事や目指す姿
メーカーで製品開発の仕事をするからには「長く売れるヒット製品」をつくることが目標です。そのためには、他社のマネをしていては難しいです。逆にライバルメーカーがマネしたくなるような製品、業界標準になる製品をつくっていきたいです。
一日のスケジュール
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8:30
出社
少しの時間を見つけては公的機関が公表する市場動向、業界紙・誌、調査会社が発行する資料、ノダの営業部門、製造部門などからの情報を整理します。また、クレーム情報なども有効な情報になります。情報収集の目的で住宅建築会社への訪問や、業界が異なる様々な展示会などにも足を運ぶこともあります。
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9:00
データ収集・解析
企画立案中の試作品から各種試験データを収集。設計図の製作、試作品の作成、試験装置によるデータ収集までの一連を担当します。各担当者は製品ごとに別々のテーマを持っていますが、データ収集に関しては担当者間で協力します。その後、データを解析し、法基準のクリア、他社製品との性能比較を実施します。
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10:30
仕入れメーカーとの打ち合わせ
製品づくりに必要な木材、金属、ガラス、樹脂、表面シートなど専門メーカーとの打ち合わせ。企画立案する製品をつくるための材料選定も研究開発部門の重要な仕事です。
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11:00
企画書や仕様書などの作成
企画書、仕様書の作成、開発スケジュールの立案、生産方法の立案は、研究開発部門の基本となる仕事です。製品化されない企画書もかなり多いです。
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13:00
昼礼
部門内でのスケジュール、連絡事項、報告事項などを確認します。
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13:15
大学の研究施設に出張
学術的な面からの意見交換のために研究施設を訪問。大学や公的な研究施設からの情報も参考に研究を進めます。