キャリアパス
ご入社いただいた社員は全員将来のノダを担う幹部候補です。
将来は価値あるキャリアを構築してほしいという考えから、
様々なキャリアを経験していただきます。
※所属部署や掲載内容は取材当時のものです。
CASE.01
営業職 Hさん
入社27年目/建材事業部 エリアマネージャー
ルートと直販を経験した、建材営業のプロフェッショナル。
激戦区である首都圏を統括する責任者に。
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1995年
入社。建材事業部 札幌営業所 配属
世の中が就職氷河期に突入し始めた時期に入社しました。出身地である北海道の営業所に配属となりました。上司や先輩、社外の先輩方にお世話になりながら、少しずつ社会人として成長を感じられるようになりました。営業の面白さや大変さを経験する毎日を過ごしていました。
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2000年
函館駐在へ異動
設立されて間もない函館駐在所を一人で任せられることとなりました。嬉しい反面、不安も大きい中での挑戦でした。地域密着の営業活動を進めて行くうちに、お客様の信用を得てそれが実績に繋がっていくことが楽しく、自分の自信にもなりました。この頃から「ノダ代表」としての意識を持てるようになったと思います。当時のお客様とは今でも交流がありますし、充実した営業マン時代でした。
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2009年
東京特販課へ異動
東京本社に新設された部署への配属となりました。慣れ親しんだ北海道を離れることに不安はありましたが、それ以上に新しい土地で新しい仕事が出来る期待も大きかったです。当時ルート営業しか経験していなかった私は、こちらの部署では大手ビルダーへの飛び込み営業を経験しました。約一年間だけでしたが、新たな営業スキルを学ぶ良い経験をさせていただきました。
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2010年
広域営業所へ異動
入社以来続けてきたルート営業と特販課時代に培ったビルダー営業の経験を活かし、広域営業所では首都圏の大手ビルダーへの提案営業を行いました。この頃には担当する案件の規模も目標も大きくなり、やりがいも大きくなっていました。オフィスリーダーへの昇格も果たしたことで、営業マンから管理職へ意識を変えるきっかけをいただいた時期でもありました。
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2017年
東北営業所 所長として異動
再びルート営業に戻ったことと大きな営業所の所長を任せてもらうこともあり、気が引き締まりました。これまでは1人の営業マンとして自身の目標達成に向けて励んできました。しかし営業所の所長として、多様なメンバーのマネジメントをしなければなりません。メンバーのやる気をいかに向上させて、チームとして成果を出すためにはどうすればよいのか、日々考えさせられました。
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2020年
首都圏関越ブロック 副ブロック長として異動
7つの営業所と部署を統括するリーダーに任命され、管理職として目線を一つ上げる必要がある立場になりました。統括する範囲も責任も大きくなったことで、改めて自分を成長させられる機会だと考えています。
学生のみなさんへ
私は自分自身の成長を感じることで、充実した人生を送ることができると思っています。しかしながら成長を感じるためには、興味を強く持って本気で努力をしなければなりません。会社は働くことで給料という生活の糧を得る場所ではありますが、人間として成長できる場所でもあります。一緒に働いているメンバーにもそう感じてもらえるように、私は日々努力を続けています。学生の皆様には、数ある会社の中から当社を選んで頂ければ嬉しいですし、一緒にそのように努力し成長できればもっと嬉しいです。
CASE.02
技術職 Nさん
入社26年目/建材製造本部 副本部長
複数の部署を経験しながら、幅広い知識、スキルを養う。
製造部門のスペシャリスト。
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1996年
入社。製品開発部 配属
就活時に当時所属していた研究室の先生からノダを紹介していただきました。廃木材のチップを使用したエコ素材・MDFの国内有数の製造メーカーであることと、木材を積極的な活用により二酸化炭素固定量を増やすという地球温暖化対策の取り組みに共感し、入社しました。最初の配属先となった製品開発部では、MDFを基材に使用したフロア製品の開発手法を一つ一つ学びました。
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1997年
海外プロジェクト スラインダー社 出向
現在のノダの子会社で、インドネシアに生産工場を構えるスラインダー社に赴任しました。スラインダー社で生産する製品を日本国内で拡販するため、現地スタッフの育成や品質向上のための工程管理などを行いました。まだ経験が浅い中で日本人の上司と先輩方に日々指導していただきながら、片言の現地語で現地スタッフ必死にやりとりしていたことを記憶しています。短い期間ではありましたが、物事を多角的に捉えることの大切さを実感できました。
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2000年
商品仕入課 異動
帰国後はスラインダー社の製品や、インドネシアで生産される無垢製品の仕入業務を担当しました。スラインダー社出向の経験は現地状況を把握する上では非常に役に立ちましたが、それでもスラインダー社以外の現地工場からの仕入は苦労の連続でした。言語も文化も違う人たちとの交渉はとても難航しましたし、1人でジャングル奥地の工場に通う日々もありました。思い返すと、こうした経験が私をまた一つ成長させてくれたように感じています。
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2004年
品質管理室 異動
2008年には室長に昇進。
製造工程の改善をはじめとした品質管理や、お客様からのクレーム対応などの品質保証を担う部門に異動しました。これまでは生産効率の向上にしか目が向いていなかったように思います。品質管理室ではお客様や製造現場からの声に触れることが多いため、生産効率を向上することでお客様や製造現場にどのような影響が出るのかまで考えることの重要性をしっかりと認識することができました。お客様にも社員にも喜んでもらえるような製品を作る。こうした考え方は、今現在の業務においても、常日頃から心掛けるようにしています。
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2010年
建材製造本部 異動
主にフロア製品の製造を統括する部署を担当しました。当時は海外からの輸入材を基材としたフロア製品も多く存在していました。しかし為替変動や原価高騰の影響で、MDFや国産材を基材に使用するように少しずつ転換を進めていました。2015年に富士川事業所内に国産材活用を目的とした合板工場が稼働を開始したことで、一気に国産材活用が進みました。現在はMDFと国産材を基材としたフロア製品が半数以上を占めるようなりました。入社前、将来思い描いていた姿に辿り着いたように感じています。
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2021年
建材製造本部 生産管理部 異動
製造部門を統括しつつ、スラインダー社の橋渡し役もこなす。
2019年に生産管理部門に異動しました。製造部門が毎日スムーズな生産活動を行えることはもちろんのことですが、現在は刻々と変化する環境への対応が強く求められています。生産体制の最適な姿を模索して、関連部署一体となって協議、検証を重ねています。2021年には、スラインダー社も同じ部門になりました。グループ一体となって製造本部の最適な姿を目指しています。
学生のみなさんへ
ノダは創業以来120年間かけて木とともに発展し、木材製品を提供してきました。多くの方が心地よいと感じる木の良さを活かして、快適な住まいや空間の創造に寄与するためには、持続可能な森林循環への貢献が不可欠となります。ノダの製造現場は、温暖化対策の取り組みが実感できる場所です。学生の皆様も、その役割をしっかりと自覚しながら、ともに製造部門の発展に努めていただきたいと思います。
ノダの先輩社員
多彩なフィールドで活躍する
先輩社員たちをご紹介します。